太鼓ファイル�B

これは、私が一人立ちしてすぐの頃、 “一人でやっていくには、パーカッション系のレパートリー があった方がいい” との思いで、牛山さんに作って頂いた太鼓である。 “パーカッション系”とは言っても、曲調については あくまでも日本のお囃子を思い起こさせるものに したかったため、太鼓の音色も優しさにこだわった 結果、写真のような太鼓の組み合わせとなったのだ。 どれもみな“お祭りのお囃子”から聞こえてくるような 音色がして、とても気に入っている。 とくに長胴の締め太鼓(上の写真では左はじの太鼓)は、 その胴の色合いと縄の白のコントラストが、なんとも 言えない“渋さ”を醸し出しており、製作した牛山さん 本人をして“かっこいいなぁ”と言わしめる逸品。 太鼓仲間の間でも、特に男の人にウケがいいかも。 ちなみに、この太鼓セットで作曲した“山河国駆”という 曲は、かつてテレビで放送され、人気を博していた “まんが日本むかし話”の中で使われていた挿入曲 (お囃子)を彷彿とさせる・・・と勝手に自分が思っている。

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